2018/08/24
こんにちは、槍沢ロッヂです。
秋を感じさせるひんやりとした風が吹く日は、
槍見岩の上で、絶好のお昼寝日和。
暖かい日差しと、心地よい風を十分に楽しんだら、
テントウムシ図鑑を片手に、ババ平までお散歩です。
早速いました、ナミテントウ。
黒い背中に紅二点。
ナミテントウの模様は実に様々で、
この型は「二紋型」と呼ばれています。
写真撮影後、元気に飛び去って行きました。
アザミの葉の上におわすのは、ヤマトアザミテントウ。
体も黒点も他のテントウムシよりやや大きめ。
頭部近くの黒点がつながって、ハートマークに見えるのも
彼らのチャーミングな特徴でもあります。
下界でお目にかかったことがない、ウンモンテントウ。
山地の針葉樹林帯に生息し、灯火によく飛来するんだとか。
草間彌生さんを彷彿とさせる奇抜なドット柄が、とても印象的ですね。
未だに何を主食としているのか分かっていない
ミステリアスなテントウムシでもあります。
古来よりヨーロッパでは、太陽へ向かって飛翔するその姿から
テントウムシは神の使いであり、幸運を呼ぶ昆虫であると信じられて来ました。
登山道のテントウムシに祈りを捧げれば
きっと山頂に晴れを呼び、予期せぬ転倒事故を退けてくれるでしょう。
それではまた、次のブログで。