2018/09/16
こんにちは、槍沢ロッヂです。
先週、キノコネタをブログに書いたばかりですが
お客様から『タマゴタケ』発生の情報をいただき、
早速カメラを持って、槍沢の森に向かったわけであります。
最初に出会った三角あたまのキノコ。
おそらくクヌギタケと思われます。
傘のふちに飾ったフリルが可愛らしいですね。
小さなパラソルがたくさん並んでいるように見えます。
透明感のある純白のキノコ。
重なりあって生える姿は、白薔薇を思わせる美しさ・・・。
こちらはまた変わった形のキノコですね。
ナギナタタケでしょうか。
とても明るい黄色で、遠くからでもよく目立ちます。
こちらはサンゴハリタケ。
こちらも非常に特徴的な形をしていますね。
雪の結晶のような煌びやかさがあります。
成長すると、サンゴの先が針のように伸びて垂れ下がり
流れ落ちる滝を凍らせたような姿に変わるのです。
こちらはホコリタケ。
『キツネノチャブクロ』なんていう別名もあります。
まあるくコロコロした、可愛らしい姿にぴったりの名前ですね。
見つけました!タマゴタケ!
成長しきった姿ですが、間違いないと思います。
タマゴタケは、白い卵のような外皮をやぶって生まれてくる
とても可愛いキノコなんです!
成長前の姿を撮りたかったのですが・・・、悔しい・・・!
毒キノコの王様、ベニテングダケの子供です。
多くは赤い傘の色をしていますが、この子は黄色みたいです。
このベニテングダケに含まれる毒成分『イボテン酸』は
非常に強いうまみをもつ成分でもあり、
長野の一部地域では、塩漬けで食べるんだとか・・・。
ちなみに、テングダケによって引き起こされる中毒症状は
吐き気、腹痛、混乱、幻覚などなど。
食べるのは絶対にやめましょう。
以上、秋のキノコ特集でした。
上高地~槍ヶ岳一帯は国立公園に指定されており、
動植物の採集は禁止されております。
キノコは取っちゃダメ!写真を撮って楽しみましょう!
マナーを守り、自然に心からの敬意をはらえば
彼らはその美しい姿を、我々に対して存分に見せてくれるはずです!
秋の山登りは紅葉だけじゃない。
足元のキノコたちにも注目してみて下さいね。
では、また次のブログで。