2018/08/12
今日も曇り空の涼しく歩きやすい一日となりました。
ここ数日朝焼けも夕焼けも見られない日が続いていますが、昨夜の消灯後には玄関前にて星空を眺めながら時々流れる流星を観察することが出来ました。
残念ながら写真に納められませんでしたが、見入っていたお客様の歓呼する姿がありました。
そして今朝
早朝から槍ヶ岳へ向けて出発前のお客様たちの様子です。
一時は青空も広がり「晴れるかな?」と思われたのも一時の青空でした。
さて、
8月5日から北鎌尾根へと向かって行方不明となっている単独登山者の男性の捜索に、長野県警と遭対協の隊員、常駐隊の隊員、計6名がヒュッテに合流。
登山計画書により、一昨日は県警ヘリやまびこにて北鎌沢~北鎌尾根の捜索も発見に至らず。
昨日、貧乏沢から天上沢の捜索をするのですが、これも不発。
残念ながら本日もまだ見つかっていません。
今年も連日、相次ぐ遭難者のレスキューが続いていますが、北鎌尾根の遭難者比率がとても高く、それも単独での遭難が多発しています。
大天井ヒュッテの小屋には、このような北鎌尾根に対する危険回避ポスターもありますが、遭難事故が後を絶ちません。
北鎌尾根への登山は、体力、ルートファイディング能力、岩登り技術の備わった登山者のみが登る事の出来るルートである事を再認識し、
自身の技量を再確認して、無謀なチャレンジは止めましょう。