2019/07/22
昨日は選挙権行使のために下山しておりました。(投票所まで往復10時間w)
その際の南岳小屋から往復ルートでの残雪状況です。
槍沢分岐(標高2350m)~天狗原~氷河公園の残雪はかなり雪解けが進みました。まだ多少の雪は残っていますが、アイゼンが必要なほどではありません。どうしても心配な方はストックがあれば安心でしょう。
また、雪解けが遅れると思われていた天狗池も池の一部(ごく一部、全体の0.5%くらい)の水面が出てきました。今月末~8月初旬ともなれば、被写体として良いくらいになってきそうな感じでした。(写真はイメージです)
また、バリエーションルートである本谷の左俣の雪渓はまだかなりの距離(総延長500m以上/標高2100m~2450m)残っています。特に下部ではかなり雪渓が不安定な状態です。ルート取りには十分に注意してください。(↓)
本谷右俣は通っておりませんが、見た限りでは標高2200~2300m辺りで所々残っている感じでした。こちらもわずかな区間とはいえ、不安定な状態ですのでルート取りには十分注意してください。
あと、このまえ、本谷で子熊2頭を連れた熊の親子を見つけました。一般登山道の辺りでは熊も人間を警戒していますが、彼らも本谷は自分たちの楽園だと思って羽を伸ばして寛いでじゃれあっていました。そういうところへ出くわさないように十分に注意してください