2018/06/10
こんにちは!梅雨の晴れ間に輝くサクラをパシャリ。
雨上がりの朝にしか見られない美しい光景です。
今回は、初夏の陽気に誘われて、活動を始めた昆虫達に焦点を当てたいと思います。
花から花へ、忙しく飛び回り、蜜を集めているのはマルハナバチ。
フワフワとした体毛と、まるいシルエットが実に可愛らしい。
体色の特徴から見るとミヤママルハナバチでしょうか。
上高地には6種類のマルハナバチが生息しているそうです。
登山道を歩いていたところ、ぶつかってきたのはセンチコガネ。
飛ぶのはあまり上手ではないようです。
鈍く光る黒鉄色のボディがかっこいい!
個体によって瑠璃色、紫色、緑色など体色が変化する
オシャレさんでもあります。
こちらはミヤマハンミョウ。
ハンミョウは別名を「道教え」といい、
登山道の小石から小石へ飛び移っては、後ろを振り返る姿から
道の案内人に例えられました。
エンジン室にいたエゾヨツメ。
ヤママユガの仲間で
翅にある四つの青い眼玉模様が非常に美しい!
本州では発生時期が5月下旬~6月中旬と短いため、
なかなかお目にかかれないんだとか。
夏は、ご紹介した可愛い・美しい虫だけでなく、
ハチやアブ、ブユといった人を刺す虫もたくさん出てくる季節です。
虫よけスプレー、虫刺され薬など、防虫対策を万全に
楽しい山登りをしましょう!