2018/06/06
6月4日午後、快晴の槍ヶ岳に防災ヘリ「アルプス」がやってきました。
長野県消防防災航空隊所属のヘリコプターです。
あの日以来、新たな機体での5月22日の槍への再デビューについで2回目の飛来となりました。
主翼と尾翼、たった二枚の羽根で飛ぶ姿は大空を翔ぶ鳥たちと同じです。
「いさぎよし 一切の無駄もなし ヘリの晴れ姿」
遭難救助の最前線での任務、ご苦労様です。
山の安心安全のためにも、これからまたよろしくお願いいたします。
「カッケー!」(かっこいいな!)
ヘリを誘導した山﨑愛美の賞賛の声に送られて
「アルプス」は帰っていきました。
6月5日 雲表の一句
6月1日撮影
雲表の一句
名残り雪
牡丹吹雪で
峰包む
白湯
「里では麦秋のころ、いや今年は早いかな」
と、白湯さんがつぶやきました。
そんな中、一週間ほど前名残りの雪が、先が見えないほど降り続いた日、
槍の穂先はごらんのとおり、急ごしらえの雪化粧となりました。
満水のドラム缶は厚く氷で閉ざされました。
○
「趣味 夢 仕事 そして居場所」
定年を迎えるサラリーマンの悲哀を描いた映画の宣伝文句が
TVで繰り返し流されていました。
「うーん」と、同世代の小生。
他人事ではありません。
「趣味 夢 仕事 そして居場所」
そのひとつひとつをわが心に問いかける毎日。
雲表からの一句、 生きることの「名残り」って
なんなのでしょうか。
6月1日撮影