2018/08/30
今日も雲の多いスッキリしない天気となって午後からは雨が降り出しています。
明日は秋雨前線が南下してくる模様にて雨も風も強く大荒れの天気となりそうです。
昔から「女心と秋の空」と言われますが、これからはコロコロ変化する天気に対応出来る登山にしましょう。
秋は晴れれば天国、荒れれば地獄。
天気予報がいいからと言って夏山装備での山行はお止め下さい、荒れる事を想定した装備をお願いします。
特に重要なものとは雨具(上質の物)、ゲーター、防寒具、濡れない手袋、着替え等ですね、
装備の重たさより命の重たさの方が重いですよ「備えあれば憂いなし」です。
そんな昨日の秋の空
夕焼け時の空には、いろいろな種類の雲が入り乱れ「雲の品評会」と言わんばかりの秋の空になっていました。
牛首展望台から見た常念岳方面の雲の様子です。面白いですね
槍ヶ岳は飛騨側から湧き上がる雲にスッポリ隠されていましたが、西の上空も赤く染まるひつじ雲が綺麗な夕焼けを見せてくれていました。
赤く染まったのは一瞬の出来事でしたが、雲の動きは早くあっという間に形を変えて、上空の不安定さを露呈していました。
その後も雲の動きが面白かったので消灯後、月出と星を見に再び展望台に登ってみました。
早い雲の動きの上に北斗七星(左)、北極星(中央)、カシオペヤ(右)が輝く空は素敵な空間を作り出していました。
待つこと数分
お月様の月出の瞬間。
太陽の日の出のような明るさと、暗闇に並ぶ無数の星の競演が見られる瞬間でした。
そこに風に流され動く雲の演出もあって独り占めの展望台で歓声を上げていました。
秋の景色は興奮するほどに美しい光景を見せてくれる絶好の季節です。
半面、天気は恐ろしい危険を波乱だ顔を見せます。
それに対処するには装備の重要性と皆さんの慎重な行動こそが必要ですね。
美しい秋山を見るためにも装備は万全にて安全で楽しい山行にして下さい。