2019/08/22
昨日ミラクルが起こって、ヘリ荷上げが無事終わった大天井ヒュッテです。
強風の中、束の間のガスと雨の切れ間をぬって、ヘリが小屋に来た時にはホントすごいなと感激しました。
上高地のヘリポートで急な連絡に対応してくれたスタッフと、シビアな条件の中荷物を届けていただいたパイロットの方に感謝しかありません。
届いた荷物を整理していると、またガスに包まれ激しい雨となってしまいました。
ここ数日の天候はこんな感じで、小屋に到着される方は小屋に着いた安堵感と、長い時間風雨の中行動されて疲れ切った様子。
寒さのせいか手が震えて、受付用紙に記入できない方もいらっしゃいました。
幸い、そのお客様はすぐに手の震えは収まっていましたが、悪天候時に行動するのはそれなりのリスクがあり、それに対応する術を知っていなければ命に係わることもあります。
真っ先に頭に浮かぶのが低体温症。毎年のように低体温症による遭難ニュースを耳にします。冬山に限らず、夏山でも起こりうる事です。もちろん低山でも。
聞いたことはあるけど、実際のところどうなるの?
天気予報をみて、悪天候時に山に行かない・行動しないのがベストですが、行動中に天候が急変する事はあると思いますので、これから山行を計画されている方は予防・対処方法を調べてみて下さい。
今回、参考にさせていただいた記事です。
http://www.health-heart-hope.com/asst_doctor/yukiyama_01.html