2018/05/29
小屋の様子の偵察と、一部の設備の準備に槍ヶ岳山荘のスタッフに協力いただいて出かけて来ました。西日本から早めの梅雨入りとなる中で、雲が多めではありましたが、暑からず寒からず、ちょうどよい作業日和でした。
本格的な小屋開け作業は6月20日頃からとなり、営業開始は7月1日からとなります。ただ、前日の6月30日が土曜日となるため、実質的には6月30日から利用いただけるように準備するつもりです(館内の片付け等、まだ不十分かと思いますが)
小屋の直通電話がつながるのが6月25日以降となると思いますので、それ以降に現地(090-4524-9448)へご連絡ください。
その頃のルート上の残雪状況は、
槍~南岳~北穂の稜線にはもう雪はないでしょう。ただし、それ以外のアプローチルートはいずれもアイゼン必携で、特に天狗原・南岳新道は急傾斜部分に残雪が多いのでピッケルも必携となります。
槍から南岳の稜線歩きはいつ歩いても気持ちの良い標高3000mの縦走路。
北へ向かえば、槍の穂先が一歩ずつ近づき、
南へ向かえば、穂高の山塊が大きくなって迫ってきます。
雷鳥の遭遇率も高く、今日も帰りだけで8羽の雷鳥が見られました。
この夏・秋も南岳へのお出かけをお待ちしております。