2018/07/13
こんにちわ、今日は13日の金曜日。
なんとなく不吉ですね(笑)
そんなどうでもいい人間らの都合などつゆ知らず、小屋の前では我らがアイドル、クルマユリがついに花咲かせました。
観葉植物のごとく色鮮やかなオレンジは、曇天下うっそうと生い茂る緑色の海の中ではとても映えますね。
あまりのトロピカルさゆえにポリネシア原産、などと吹聴されても普通に信じてしまいそうです(笑)
さて昨日、天狗沢の状況をちらりと述べましたが、あまつさえ人づてに聞いたものを、写真もなく書くのはなんとなく無責任なような気もしたので、今日実際に見てまいりました。
ただ、限られた休憩時間と、チンケなとび職用の足袋で行ったので雪渓が始まる地点までしか行きませんでしたが。
いちいち説明するのもアレなので、ひとまず撮った写真をやみくもに羅列いたします。
畳岩のさらに上部より雪渓が始まります。あたかも溶け去るまえの最後の抵抗、ともとれるようなヤツですね。
表層はシャーベットで基部は硬いという憎らしい感じの質感でした。
惜しいところで夏道が繋がっていませんね。
おそらく100mほどでしょうが、斜度がなかなかにありますので通過の際は、相当に面倒でも要アイゼン・ピッケルと言う事で。
とはいえ夏道でさえも森林限界以上からは、それまで非常に歩きやすかった道が豹変し、ガレッガレのほとんど未舗装路に、白ペンキが点々としているだけの道でして。
景色を愛でながら歩くのには、ちょっとおっかないです。。
浮いてない石の方が少ないくらいに歩きにくく、昨今ハイカーらの間で市民権を得てきている山スニーカー的な靴で挑むと、足が潰される可能性がありますのでお気を付け下さい。
いよいよ明後日から海の日。
夏山シーズンの開幕ですね。
当岳沢小屋でも、本日場数を踏んだ精鋭スタッフらが集い、ひと夏をともに戦うスタメンが揃いました。
平均年齢32歳という北アの最若(要確認)の布陣です。
血の気の多さ(バイタリティ)と創造性で頑張っていきます。
手始めに冷えた生ビールに自慢の手入れコーヒー、おしゃんてぃなアイスクリーム等々、魅力的な売品で武装して構えておきます。
というわけで皆さま、この夏、穂高、挑戦してみませんか!?
以上肥沼でした!