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大天井ヒュッテ

大天井ヒュッテスタッフブログ

6月30日 表銀座コース前線開通!

6月最終日、今日もとっても良い天気です。

こんな天気には打って付けの、登山道の道直し作業に行ってきました。

大天井岳の登山道は、岩礫地を人工で岩積みをして通行出来るようにしたトラバースのルートが多く毎年補修作業が必要な訳です。

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ビフォー

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アフター

このように一冬過ぎると崩れて登山道を塞いでしまっている場所が何か所も発生します。
積み直すのが簡単そうに見えますが石垣の根っこの部分まで掘り出してから再び積む訳です。
その際その上に堆積された岩が土石流のごとく落ちてきてこの数倍の岩礫を動かす作業となる訳です。

それでも、今日のような気持ちの良い天気の中での作業ですとルンルン気分で気合も入ります。

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慣れない作業をしておりますと腰が痛くなりますが

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ミヤマキンバイと穂高連峰

大天荘からの登山ルートにて

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イワウメと槍ヶ岳

切通し分岐からの喜作新道にて

こんな景色の中での作業だったら、一か所終わる毎に写真を撮ったり辺りを眺めたりと、作業は一日中かかりましたが疲労感は吹っ飛んでいます。

そして、今日は昨日までとは違って終日日射しが射し、干した布団はフカフカとなってくれましたから、後は低気圧の接近によってまとまった雨が降ってくれる事を祈っておりますが、雨雲の範囲が狭そうで早々に通り過ぎてしまうのではと案じております。

天の神様、どうか水タンク一杯になるほど降って下さいーイ。

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明日7月1日に合わせ東鎌尾根の雪切りが終了して、この表銀座コースが槍ヶ岳まで夏道での登山が出来るようになりました。

但し雪は切ってあるとはいうものの、ご覧のようにまだまだ雪は多く、雪渓のトラバースや雪渓の下り(西岳2段梯子)や雪渓の登り(東鎌尾根)と、それなりの雪がある訳ですから、各自それぞれの技量に応じた装備や対策をされ、安全登山を心がけて下さい。

6月29日 新緑の二の俣谷

今日も快晴の朝を迎えました。

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澄んだ空気に穂高岳が近くに感じ、中央アルプスもハッキリと見られました。

坊主だったダケカンバの木の先には、緑の葉が広がり出し徐々に茶色い風景から緑の二の俣谷へと変わってきています。

今日は午前中はこんな天気でしたが、上空の寒気の影響で11時頃以降は雲で覆われ寒い天気となっています。

今夜あたり一雨降ってくれればいいのですが。

こんな天気のため、二の俣谷の雪渓の雪は融ける速度が遅く、まだまだ残っています。

槍ヶ岳へと向かう東鎌尾根は明日雪切りする予定のようですから、7月1日からは槍ヶ岳まで通行可能となりそうです。

ヒュッテまでは、アイゼンやピッケルは無くても来られますが、東鎌尾根や槍ヶ岳からの下りでは、それなりの装備が必要ですからそのつもりで準備して下さい。

 

今日は午後からはヒュッテはガスの中、そんな訳でこれは、昨日28日の夕焼けです。

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鷲羽岳の上に少し空いた雲の隙間から夕日が射し込んで、こんな夕焼けが見られました。

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ヒュッテは既に宿泊可能となっております。

どうぞこんな夕焼け見に来て下さい。お待ちしております。

6月28日 雨が降って欲しいのですが?

入山して10日目となりました。

初日の19日と20日以降全く雨が降りません。

九州から中部地方にかけては大雨による災害等発生していて「もう雨は要らない。」状態でしょうが、ここ北アルプスでは梅雨真っ只中だと言うのに、カラ梅雨の様相を呈しています。

ポンプアップで水揚げしている水源はまだまだ雪渓の下にあり、雨が降ってくれなければなかなか雪も減ってくれません。

20日の夜の最初に溜まったタンクの水も乏しくなってきていて、まとまった雨が待ちどうしいこの頃です。

お隣、韓国でも雨乞いをするほどに水不足になって居る様子、ヒュッテでも雨乞いして天に拝んでいます。

それでも来週もまとまった雨は降りそうもなく、次回の雨まで今ある水をだましだまし使って何とか乗り切らなければならない訳で、もちろん風呂なんて入れません。

岳沢や槍沢の小屋では常にタンクから溢れ出る水をふんだんに流しっぱなしにしている事を思うと、沢筋の小屋がこんな時こそうらやましくなります。

 

そして今日も雨の降らない高曇りの一日でした。

雲が多いため日射しは時折当たる程度、気温は低く風も冷たいので布団は干してもフカフカにはならず、只小屋開け作業は捗りますが・・・

愚痴ってばかりいますが、実は今朝の朝焼けとっても綺麗だったんです。

早朝「牛首展望台」に登ってみました。

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雨が降っていたらこんな景色は見られない訳で、早朝の東の空は朱に染まって見事な朝焼けでした。

 

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穂高岳~槍ヶ岳の上空まで伸びていた、空一面に広がった雲は徐々にピンク色に染まり残雪の雪まで反射して桃色にとなってくれたんです。

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槍ヶ岳から双六、三俣蓮華方面の上空も一面ピンクに染まりました。

 

こんな景色を見てしまうと、やっぱり雨よりは晴れの方がいいと思うのですが、

植物も動物も人間も水が無くては生きていけませんものね。一晩だけでいいですからまとまった雨降って下さーい。

お願いします。

6月27日 魅力的な西岳までの縦走路

早朝は快晴の朝だったのですが、青い空は次第に雲に支配され今日は二桁行かない最高気温でした。

雪切りと登山道の偵察に西岳まで行って来ました。

ヒュッテ西岳でも、水俣乗越から槍沢までの登山道の雪切りを既に終えているようで

これで今シーズンの表銀座・喜作新道のコースは水俣乗越までは夏道の通行が可能となりました。

但し、槍ヶ岳へと向かう東鎌尾根の雪切りは未だ手付かずの状態です。

表銀座からの槍ヶ岳へはもうしばらくお待ちください。このページにてお知らせいたします。

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ヒュッテから西岳に向かう最初の雪渓です。

今シーズンはルート上の残雪は比較的少なく、このトラバースの雪渓以外は後1週間もすれば消えてくれそうな状態です。

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この表銀座コースの中でも大天井ヒュッテ~西岳間は、歩く方向に槍ヶ岳が近づき、徐々に迫力を増します。

コースタイムは3時間とありますが、その景色がゆえに時間も疲れもそれ程感じなく歩ける素晴らしいコースです。

写真は「ビックリ平」から赤岩岳へと向かう登山道です。



更に魅力は、その登山道脇に広がるお花畑です。

今年の開花は例年よりも3~4日遅れているようです。

7月に入ればシナノキンバイとハクサンイチゲの咲き乱れるお花畑の中を歩く事が出来ます。
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写真は、赤岩岳から西岳へと向かう稜線にて、ハクサンイチゲの白い花が咲き出したところでした。

 

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シナノキンバイと常念山脈。

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ハクサンイチゲと常念岳。

お昼頃までは、槍ヶ岳も常念山脈も見えていたのですが、午後には雲の中にスッポリ入り込んでしまいした。

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クモマナズナと北鎌尾根の独標。

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岩の隙間に咲いていたコイワカガミ。

足元を見ていると小さな花も目に飛び込んできます。ハイ松帯の中とか岩の隙間とかに育つ小さな植物。

どれもが精一杯生きています。夏になる前のこの時期にも既に花を咲かせる高山植物の逞しさ、夏前のこの時期、梅雨の時期ではありますが、毎日が雨と言う訳ではありません、人が少ないこの時期ってちょっと魅力的ですよ。

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そして帰りのビックリ平付近では、雷鳥のオスが現れてくれました。

今の時期メスは巣の中で卵を温め子育て真っ最中のため、番いで見られる事は殆んどありません。

さーて雪切りも終え、後は小屋開けに向けてラストスパート。登山者が来られても恥ずかしくないよう明日からは小屋内を磨き上げる事にします。

6月26日 大天井岳方面の雪切りに行って来ました。

快晴の朝を迎えて、今日は大天井岳を一周。

登山道の偵察をしながら、その夏道を遮断している数か所の雪渓の雪切りと道標を立ててきました。

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まずは、大天荘までの登山道の雪切りです。

10m程度の雪渓のトラバースが2か所。雪が融けるまでにはまだ10日ほどかかりそうですが、ご覧のように充分な道幅に雪を切りましたのでもう大丈夫。



そして大天荘から、大天井ヒュッテへと向かう登山道の入り口付近に道標を設置。

梅雨真っ只中というのにこの天気はどうでしょう?

こんな日には、こういう仕事が最高。
テンションあがります。
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そして大天井岳山頂から燕岳方面へと冬道の北尾根を下降中には

キバナシャクナゲやイワウメが咲き出していました。

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更に登山道脇には花を咲かせ出した「ミヤマキンバイ」が至るところに咲いていて、初夏の装いを演出してくれています。

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燕岳方面から大天井岳を目指すと、槍ヶ岳方面と常念岳方面に別れる分岐があります。

その分岐から大天井ヒュッテに向かい約300m程行ったところで咲いていたミヤマキンバイです。

槍ヶ岳や裏銀座がしっかり見られ作業の疲れも吹っ飛びますね。

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大天井岳北側斜面、鋸刃岩付近の雪渓のトラバースです。

これで、燕岳方面からの登山道も夏道が繋がり、大天井ヒュッテまでは夏山の通常装備で来る事が出来ます。

明日もこの天気続いてくれそうですので、西岳までの雪切りに行く予定です。

今度の週末来られる皆さんがいらっしゃいましたら是非ご一報をお待ちしております。

6月25日 晴れのち曇り

雲の多い一日でしたが午前中は青空も見え、太陽も顔を出してくれてありがたい天気となってくれました。

窓拭きや窓枠の掃除も捗り、更にヒュッテの玄関周りの塗装の塗り替え作業も出来ました。

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この天気に、大天井岳から下って来た登山者や、宿泊の問い合わせ等ありましたが、残念ながらまだまだ槍ヶ岳方面の登山道には残雪が夏道を遮っていて、通常の夏山装備では通行出来ない雪渓のトラバースが何か所も控えています。

明日は大天井岳方面の雪切りに行く予定です。

明日以降であれば燕岳方面からでも常念岳方面からでも、大天井ヒュッテまでなら通行可能となる予定です。

但し縦走路には所々残雪があり、通常の夏道とは異なる登山道を歩く個所もありますのでお気を付けて。

6月24日 梅雨の中休み

昨日今日と晴れの天気が続いてくれて、ヒュッテの中は雪に覆われていた頃からの湿気が無くなって気持ちの良い環境になってきました。

この2日間で外作業も捗り、布団も乾燥出来、例年になく順調な小屋開けとなっています。

明日からも梅雨前線は北上する様子もなく、仕事がしやすい天候が続いてくれそうな天気になりそうです。

但し、梅雨前線が停滞している九州地方では長雨と大雨の状況が続きそうで、災害等起きないよう祈っております。

 

ヒュッテ周りの作業をしていると、雪解けした西側の斜面に花を発見。

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雪融けが進んだ後、最初に顔を出す「ショウジョウバカマ」が咲き出していました。

今月の3日まで岳沢小屋に居ましたが、岳沢のショウジョウバカマは既に一ヶ月前には目撃していましたので珍しい訳でもないのですが、この大天井ヒュッテの周りでは初物なんです。

 

更にその横では、白と黄色の花も見かけました。

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「オオバキスミレ」(黄)と「ウメハタザオ」(白)です。

さてさて、この北アルプスの稜線も高山植物の謳歌する時期となってきましたね。

これからお花畑も稜線も日々夏色へと変わっていきます。楽しみな時期となってきました。

見かけた花がありましたらまた報告いたします。

6月23日 早起きは三文(ポッキリじゃないですよ)の徳!

入山以来晴れの朝を迎えるのは初めてだったので、早起きをして「牛首展望台」に今シーズン初めて登ってみました。

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日の出の時期が一番早いこの時期、4時27分には既に槍ヶ岳に朝日が射していました。

毎年何度となく登って見る景色ですが、やっぱり良いですねえ。感動しました

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穂高岳も紅く染まり、初展望台は優しく迎えてくれました。

今シーズンも昨年までと同様、「朝焼け、夕焼けウォッチング」を出来る限り実施したいと考えております。

詳しい内容につきましては、このブログにてお知らせいたしますのでもう暫くお待ちください。

 

そして今日の天気は梅雨の中休み、高気圧に覆われ、薄い雲が取れないながらも、終日日射しがあって風もなく穏やかな一日となってくれました。

これも入山以来初めての布団干しが出来ました。

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ヒュッテの玄関周りの残雪も後わずかとなって、
ベンチを広げ畳や布団を干し、
ソーラーパネルもオアシスの屋根に取り付ける事が出来ました。

着々と小屋開けに向かって準備が進みます。

終日外作業に追われましたが、今日は随分と捗りました。

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ヒュッテ東側斜面の登山道の分岐地点に道標の設置も完了。

晴れていないと出来ない準備があります。明日も晴れの予報・・・・

但し週明けからは再び梅雨空になりそうです。まーこの時期は仕方ないですね。

 

そしてそして

今日の夕焼けは一級品

夕日が沈んだ鷲羽岳の上空には幾筋にも連なった高層雲が、果たして「どうなるものやら」と眺めていると

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稜線間際の黄金色の明かりが上空高くからオレンジ色から燃えるような紅色に変化し出したのを、スタッフ3人でボーッと眺めていました。

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今の時期、ヒュッテから直接見られる位置に夕日が沈みますから、焼けだしてからでもこんな夕焼けショーが見られるんですね。

スタッフ3名のみの観客では勿体ない。

今日はいい一日でした。

おやすみなさい

6月22日 残雪状況

夜中から降り続いていた強雨は午前中には止んで、2時以降暖かい日射しがヒュッテにも注がれ、入山以来の晴れ模様となってくれました。

明日以降、数日間は高気圧に覆われ良い天気が続いてくれそうです。

これで布団や畳も干す事が出来そうで、入山以来ジメジメしていたヒュッテの中も居心地の良い部屋が出来そうで楽しみです。

残雪状況ですが

小屋開け作業に明け暮れているためヒュッテの周りのみの状況しか解りませんが、稜線の南側斜面と東側の斜面の残雪は例年よりは雪融けが進んでいるようです。

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ヒュッテから南斜面に切れ込む二の俣谷の残雪と二の俣谷の新緑状況、赤岩岳の残雪の模様を見ますと、この時期にしては若干雪は少なめです。

但し、西岳経由槍ヶ岳への夏道を遮る喜作新道コースは、数十か所の急峻なトラバースが待ちかまえている、まだまだピッケルアイゼンを確実に使いこなせる登山者の領域となっていますので、今しばらく我慢して下さい。

営業開始の7月1日までにはルート上の雪渓は、雪切りを済ませる予定ですので、またこのブログにてご案内いたします。

6月21日 小屋開け準備始まりました。

19日、台風4号の北上と競争しながら、雨降りの合戦尾根を登って燕山荘経由大天井ヒュッテへ。

風はそれ程でもなかった縦走中でしたが、大天井岳山頂に到着した頃から南風が強まりヒュッテまでの西尾根の下りでは、その強風に吹き飛ばされそうになりながら12時頃には合羽の中もびしょ濡れになりながらも、予定通りヒュッテに駆け込む事が出来ました。

その台風4号の影響は思った程では無く、到着後外作業も出来順調な初日となりました。

DSCN0446 玄関前には雪は無く、外観はもう営業が出来そうなくらいとなりました。

ヒュッテ内はまだまだごった返していますから、これから徐々に準備をして、予定では7月1日(日)からの営業に万全を尽くしますが、

6月30日が土曜日ですから、連絡を頂ければその前からでも宿泊可能なように準備はしますので、ご一報下さい。

 

20日、スピードを増した台風のお陰で夕方から未明のかけては通常の低気圧の通過程度の風雨となってくれ、午後には雨も止み更に小屋開け作業も捗って、3時以降青空も見え出し、夕方には入山2日目にしてワリモ岳に沈む夕日を眺める事も出来ました。

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ヒュッテから東側の登山道を30m程登ったところからの、夕焼けです。
昨日、台風の風雨の中頑張って登って来てくれた、今シーズンのスタッフの二人。
最高のプレゼントとなってくれました。

そして裏銀座上空の雲が赤く焼け出した様は、こんな夕焼けとなってくれました。

IMGP5502 「へー、こんなのが毎日見られるんだー」とは、二人の感想でしたが、

そんな毎日見られるはずもなく、増してやこの場所への日没やこの雲の様は今日しか無い訳ですから。

正に貴重なタイミングなんですね、二度と同じものはないんです。

 

そんな訳で、今日21日。

空一面の曇で夜が明けました、とは言っても高曇り。穂高の稜線も裏銀座もしっかり見えています。

今日はヘリの荷揚げの日、食糧や日用品が届くか届ないかではてこれからのテンションが違ってきます。

DSCN0443 午前10時頃、飛んで来てくれました。何時ものヘリよりも倍近い大きさの「スーパーピューマ」です。ヒュッテの大きさと比べてみても凄いでしょ。

もちろん風圧も半端ではありません。

荷揚げの荷物も倍の1トン以上も運べます。

そんな訳で、本日からのブログも皆さんに送れるようになりました。

今シーズンも、これから毎日の話題を皆さんにお伝えしていきたいと思っておりますので、お付き合いの程宜しくお願い致します。

6月8日、大天井ヒュッテ 偵察山行

6月5日~7日。

昨年小屋閉め以来、約8か月ぶりに大天井ヒュッテに行って来ました。

5日

既に青葉が眩しいヒエ平登山口から一ノ沢をつめて常念乗越へ。

一ノ沢の登山道は1,700m付近から残雪が現れ、ここ数年では一番多い残雪量となっていました。

夏道を使わず、雪渓の沢を直登して常念乗越へ、高曇りの空の西側には穂高連峰が全て見られ、常念小屋ではヘリの荷揚げで忙しそうだったのでそのまま大天井岳方面に向かう。

常念山脈の縦走路は所々残雪は出て来るものの、既に夏道が現れ歩きやすい楽しい山道となっています。

DSCN0338 東天井岳付近の登山道からの槍ヶ岳。

大天井岳山頂にて昼食を済ませてから、西尾根を使って大天井ヒュッテに向かいました。

今の時期、大天井岳を大きくトラバースする夏道は、幾つもの雪渓を渡らなくてはならないため危険が多く、この西尾根を使います。

「今年も昨年並みに雪少なそうですよー」

一緒に行ってもらった南岳支配人の日野氏の情報で(南岳偵察時に大天井ヒュッテの状態が見られる)そんなつもりで行ったのですが、

一ノ沢の残雪状況や例年よりも多めに残っている縦走路の雪の多さから、嫌ーな予感はありました・・・

DSCN0346 ヒュッテに着いてみると、この残雪量。

入口を掘り出すのも一苦労の有り様。必死にひたすら雪堀りをして何とか中に入る事が出来ました。

DSCN0372 頑張ったご褒美が夕方待っていました。

今まで居た岳沢小屋からでは見られない、この夕焼け。やっぱり稜線からの景色は格別ですね。

6日

ガスガスの中、もくもくと雪堀りを終日こなす。

3時以降は冷たい雨の洗礼も

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5日、到着時の積雪状況は2階の大屋根へ1m地点。今日はひたすら二人で雪堀りの一日。

日が暮れ出す頃やっと水タンクの掘り出しと、トイレ屋根の掘り起こしの目途がたった。

7日

快晴の朝を迎え、

DSCN0398 下山の日ですが、小屋開けの入山の時までに少しでも融けていてくれればと、出発予定の10時まで更に掘り出し地面まで出す事が出来ました。

この雪崩のような雪の塊は、二人の格闘の証し。良くやりました。

でも、例年この偵察では、小屋開け時に水が使用出来るように、水タンクへの水貯めの準備をして帰るのですが、今回は断念。

次回、作業がしやすい程度に雪解けが進んでいて欲しい、と願いながらヒュッテを後にしました。

DSCN0402 大天井ヒュッテから大天井岳までの気持ちの良い登り、槍ヶ岳もしっかり見えていました。(南岳支配人の日野氏)

常念山脈の上空はずっと青空が広がっていましたが、穂高岳~槍ヶ岳は、飛騨側から湧き上がるガスによって隠されてしまいました。

無事下山して、温泉に浸かり、昨夜はビヤガーデンへ

明日から暫く休暇を頂き、

予定では、小屋開け準備に19日に大天井ヒュッテに入り、営業開始は7月1日です。

順調に作業が出来れば、21日頃からこのブログも毎日更新出来ると思います。

それまで、しばらくお待ち下さい。

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