2018/08/22
曇りがちの一日だった昨日、夕方から青空が広がり出し夕焼けも見ることが出来ましたが、月夜の夜空と槍ヶ岳を撮りたく消灯後再度展望台へと登りました。
月明りの展望台にて、槍ヶ岳と月と星と雲の競演。
大天井岳と東の空
針の木岳と北の空
月明かりが山並みを照らし、白い雲の隙間から星が輝き、昼間では捕らえられない不思議な光景が広がっています。
こんな夜空を眺めているといつまでもここで見つめていたい感覚に陥ります。
そんな訳で、時間を忘れ、ついつい長居をして気が付いたら月の沈む午前1時を回っていました。
月が隠れた後、星空の撮影を始めたところ、南側から大きく高い雲海が押し寄せて来て、この後あっという間に展望台もガスに包まれ辺りは真っ暗な世界に。
お陰様でやっと眠りにつく事が出来ました。
そんな昨夜の夕焼けウォッチングは
雲海のガスの出入りが激しく、槍ヶ岳を確認する時間が少なかったのですが、参加者の皆さんこの景色を見れて良かったですね。
というのも今朝の朝焼けは濃いガスに包まれ全く見る事出来ませんでしたから
日の入り場所の光景は大きく躍動する雲が、メラメラと揺れ動く赤い炎のごとく見える光景でした。
その後、雲海のガスを透して見えた槍ヶ岳。幻想的な淡い赤紫色にと染まる夕焼けを見せてくれました。
いやー、自然の景色っていいですね。
これから秋に向かって月も、星も、雲も、朝焼けも、夕焼けも、更に綺麗な光景を見せてくれるはずです。
天気が重要ですが、来てみないと、登ってみないと解らないのがこの光景です。
ヒュッテがガスの中でも展望台では晴れてたり、そのガスの隙間から槍ヶ岳や夕焼けが見れたりと、そんな時こそ幻想的な風景が見られる瞬間なんですね。
ヒュッテに宿泊され、もし私がお誘いしたら是非ウォッチングご参加下さい。
お疲れでしょうけど、損はさせません。