2018/10/02
今朝の南岳のブログを見ても解る通り、ここ大天井ヒュッテでも初冠雪とまではいかないまでも霜降り程度の雪が降り、強い風が朝9時頃まで吹いていてとても寒い朝を迎えました。
その後3,000mの稜線上には飛騨側からの雲が押し寄せていて、その雲の動きで風の強さも確認出来、その雲が取れたり覆いかぶさったりと不安定な稜線となっています。
それでもここ大天井ヒュッテの位置は標高2,650m、常念山脈に位置し飛騨側からの西風は殆ど受けない立地にあるため、
10時以降は風も治まり陽射しも暖かい「小春日和」の穏やかな天気となってくれました。
そんな訳で今日は好天が長続きしなかったため出来なかった、ヒュッテ周りのペンキ塗りをスタッフ総出で実施しております。
こんな天気の山歩きは爽快にて楽しいですが、気温は-2℃~4℃と非常に寒くなって来ております。
明日までは高気圧の範囲となりますが、明後日からの週後半は再び前線や台風25号の影響が心配され、稜線縦走の登山では低体温症のリスクも非常に高くなるものと思われます。
計画ありきではなく天候不順の場合には、その時々臨機応変の登山を心がけて下さい。