2018/10/13
いよいよこの日がやって来ました。
今朝の冷え込みは今シーズン最低の-5℃、氷と霜柱の世界です。
日中は薄雲が広がりましたが布団も干せる穏やかな天気となりした。
今日は営業最終日、「さよならパーティー」当日となりました。
皆さんにご予約頂きまして、一昨日までに定員オーバーとなり昨日は何人もご予約電話頂戴致しましたのに、
就寝出来る部屋はあるのですが、パーティー会場スペースの問題と食材の問題がありまして、お断りしてしまい心苦しく思っております。
次回には早めのご予約をお願いして、この場を借りてお詫び申し上げます。
そんな昨日の夕焼けが今シーズントップクラスの夕焼けとなりました。
今の日没時間は17時20分頃です。
その50分前、南岳の坂本支配人から電話が入りました。
「今日、夕焼け良さそうだよ」と
でも、その時点では大天井ヒュッテはガスに囲まれて真っ白な世界でしたので「え???」っと
「あー雲海の中か、雲海が凄いよー、南岳は見えてるけどね」との答え
これは展望台行く価値あるな・・と思い
声掛けするも数時間前から呑み出していたお客さん達は、既にあきらめムード
そうこうしているうちにガスも取れ出し穂高岳も見えて来ました。
何度か説得したのですが腰は重く
「それでは写真撮ってきまーす」と一人展望台へ登りました。
16時50分。
燕岳方面には2,600mに雲海が広がり夕日が射し込んでいました。
鷲羽岳岳~水晶岳への雲海は3重にも4重にも高さの違う雲海が
立山・剣岳と烏帽子岳を取り巻く雲海
日没は槍ヶ岳と双六岳の中間に沈み夕焼けショーの始まりでした。
北の空からオレンジに染まり出した雲と、雲海の妙
大天井岳上空は怖い程の朱に染まる空となって来ました。
日没後、数分で西の空は真っ赤に染まる夕焼けとなって来ました。
穂高岳~槍ヶ岳の夕焼け
ここに居ても滅多に見られないこんな夕焼けショー。独り占めはちょっと残念です。
せっかくここに来たならこの景色、見逃さないよう15分頑張って登って欲しいものです。
さて、さよならパーティーの準備始めますか。