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道路、登山道、地震情報

無事に二次的な災害もなく、予定通りに上高地への通行が再開されました。まだ数日は条件付きですが、18日以降はほぼ通常通りとなる予定です。
上の画像はNHKのニュースから📺
高山方面から上高地、新穂高温泉へのバスも「近日中に運行再開予定」となっています。

一方、上高地~横尾間については松本市のHPで詳しく紹介されています。
いずれも降雨が落ち着き、出水が収まれば歩いて通れないほどの場所はないようです。今後、復旧作業などの関係で迂回の措置などはあるかもしれませんが、17日以降は通行可能と思われます。

ちなみに今日は終日、霧雨と言った感じで、まとまった雨とはなっていません。
一方で地震は気になります。

今朝も震源の直上のエリアでは震度3くらいの地震が連続したようです。その後も気象庁のリストには載らないくらいの揺れは続いています。大きな被害が出るようなマグニチュード4以上の地震ではありませんが、不安定な斜面から落石を誘発させる程度の揺れは起きています。引き続き、震源に近い岳沢小屋~前穂高岳、飛騨沢~滝谷周辺、西穂高~奥穂高、明神岳では厳重な注意が必要です。(幸い、南岳小屋ではそれほど大きな揺れを感じていません)

ざっとではありますが、一連の地震で揺れや影響の大きなエリアはこのような感じです

来週の4連休には槍ヶ岳山荘、南岳小屋では「新穂高温泉~槍平経由」という登山者の宿泊予約を多くいただいております。滝谷周辺の地震の影響もありますが、滝谷の渡渉地点はしっかりと梅雨が明けるまでは少しの雨でも通行不能となります。利用予定の方は直前にしっかりと気象情報を精査して、まとまった降雨の可能性があれば上高地~槍沢経由のルートに計画を変更されることをおすすめいたします。