2018/09/14
昨日の夕方からの雨もやみ、今日の日中は曇り空。
今月の中では割りと良い天気で、南岳小屋から一番近い紅葉の情報を得に、横尾本谷の左俣上部の大キレットカールへ出かけてみました。
ちなみに、これらの写真を撮ったのは標高2550m付近。
槍沢で言えば、氷河公園の天狗池付近。涸沢で言えば、屏風の頭付近の標高に相当します。
全体では色付きはまだまだ、あと2歩、3歩と言ったところですが、中には数本のナナカマドが良い具合に色付いていました。これからが期待されますね。
また、別の斜面ではダケカンバの黄葉も進んでいました。
ここは標高2750m付近、森林限界ギリギリのダケカンバです。
こちらは燕岳や西岳などの標高に相当します、今後の登山計画の参考にされてください
いずれの木々も森林限界ギリギリに生えるある意味では槍穂の最高所に生きる木々ゆえ、厳しい環境にさらされるので葉っぱは傷み気味ではあります。このさき見頃を迎える、少し下のエリアでは葉っぱの痛みも少なめでしょうから、もう少しきれいな紅葉黄葉となるかと思います。