2018/09/24
天気予報に翻弄された秋分の日の3連休でしたが、フタを開ければ、初日の朝のうちの天気が悪かっただけで、あとは久しぶりの好天の週末(連休)となったと言って良いのではないでしょうか。今朝もなかなか良い朝の風景が広がったようでした。
晴れていたのは朝のうちだけで、次第に雲が厚くなってきましたが、そういう時のほうが光がまんべんなく山肌に当たるので、紅葉の進み具合を観察するには良い光加減と言えます。
小屋の前から見下ろす本谷もだいぶいい具合になってきました。左俣(大キレットカール)は北穂池付近も含め、今がピークでしょう。
屏風岩も標高2300mより上ではだいぶ黄葉が進んできています。ただ、屏風岩の下部・本谷橋付近はまだまだ緑色が濃いですね。
さらに右俣方面もダケカンバの黄葉はかなり進み、ナナカマドの赤色もだいぶ目立つようになってきました。
これを拡大して…
モレーン(氷河堆積)や黄金平と呼ばれる一帯はなかなかいい具合です。
南岳からは涸沢は見えませんが、この画像のあたりが涸沢とほぼ同じ標高2300~2350m。ここでこの色付き具合なら、涸沢もきっとこれぐらいだろうと推測できます。なかなかいい感じになってきていますね。紅葉の時期はこの右俣を遡行する人も増えますが、月末あたりはちょうど見頃になりそうです。
※右俣ルートは登山道のないバリエーションルートです
さて、明日はまた雨降りとなりそうで、色付きもさらに深まることでしょう。次の晴れ間が楽しみです♬