2018/04/28
いよいよ大型連休の幕開けとなり、まずは3連休でスタート!!
例年であれば4月末の登山者の出足は低調なことが多いのですが、今年はカレンダーの並びが良いせいか、いつになく好調な出足をなっております。
小屋泊まりも満室、テント泊も70名を超え、陽気の良さも相まって生ビールのよく売れる一日となりました。
さて、24~25日のまとまった雨でどうなったか気になる前穂高ダイレクトルンゼの様子を見に行ってきました。かなりの雨だったにもかかわらず、思った以上に雪は残っていました。
奥明神沢との分岐部分はまだかろうじて雪がつながっていました。今日はここをスキーで滑走することも可能でした。
ここは雪が切れても、右手のハイマツ帯から容易に回り込むことができるのでご安心を。
さらに20分ほど登った最狭部の「ノド」は雪が切れ始めてしまいました。こうなると、ここの通過には、慣れてない人には10mのロープ一本でもあると心強いですよね。これからさらに雪解けが進むので、この部分の通過が、前穂へのルートの一番の難所になるかもしれません。
ここを過ぎると、山頂直下までは再び快適な雪渓ルートが続きますので、どうぞ楽しんでください。もちろん、それなりの雪上技術を持った人へのコメントです。
今朝も「ストックと軽アイゼンで来たけど、前穂まで行ける?」と尋ねてきた方がいましたが、もちろん丁重にお帰りいただきました。
では、気を付けて雪山を楽しんでください。